出来ること

教育とは‘オソロシイ’ものだ。
僕の母などは、ちょうど戦前-戦後の教育を受け、敵国の事は「真っ赤な顔をした鬼のような野蛮人」と。また植民地の事は「自分たちより低く、バカにした呼び名で呼ぶ」ように習っていたと言う。
もちろん子供たちは、先生や親の言うことに何の疑問も持たず、そのまま受け入れて生活をしていたとの事だった。
当時の為政者としては、自分たちの政治を正当化するために教育を巧みに利用し、皆が何の疑問も無く黙って従ってくるようにした訳である。
まあこれは洋の東西を問わず、昔でも今でも、国の体制さえ関係なく行われている。本当にオソロシイ事だ!
そしてこれは、小さい頃の教育がいかに大事な事であるかを大きく物語っていると思う。
さて半月ほど前になるけど、文化庁主催のオーケストラによる音楽鑑賞会と言うのをやった。
これは、自治体や学校単独では‘生の音楽鑑賞’の予算がとれないところを対象に、文化庁が年間数十校にオーケストラを派遣、自分たちの学校で‘生のオーケストラを鑑賞する’と言うもの。大概は小さな町の全校生徒百人以下の小さな学校だ。
国は現在、義務教育を誰でも平等に受けられる体制をとっている。しかし実は、そうでも無いようだ。
現に、オーケストラを生で聴く事ができる子供と聴けない子供がいる訳で、それだけをとってみても、平等な教育とは言えないと思う。
各家庭ではそれぞれ環境が違う事もあるだろう、だけど学校に行けば全て同じ!それは‘日本なら何処でも’と言う事のはずだ。
だけど、現状では地域によって受けられる教育も違うのである。
子供の頃の柔らかい頭は、スポンジの様にいろんな事を吸収する能力がある。
我々が「こんな事とんでもない!覚えられない!」っていう様な事を、いかにも簡単に覚えてしまったり、何にでも興味を持ち純粋に知ろうとしたり。
そんな子供たちに色んなチャンスを作り出して上げるのが、義務教育を提供している国の役目だろう。
しかし教育予算は削られ国は無駄遣いや、一部官僚は私利私欲に走っているのが現実。議員の先生方も票にならない教育よりも、年寄りへのゴマスリ施設の予算をとったりと、自国の将来を託す子供たちへの投資は着実に減らされているのだ。
ゴマスリ施設が悪いと言うのでは無い。だが限られた予算内でやりくりをするなら、将来を託す子供たちに使いたいと、思うのはオカシイだろか?
僕には何が良くて何が悪いとは断言できない。でもはっきりと言える事は、「将来を背負う子供たちに教育が無いと、やがて力(武力)に頼り大変な世界になる!」と言う事。貧困が戦争を巻き起こすと同じように!
ぜんぜん次元は違うかもしれないが、栃木市民吹奏楽団では地域の小中学生に楽器の指導をさせていただいている。指導と言っても小中学生より楽器をやってる年数が少し多いと言うだけと言うだけの団員(スイマセン)が教えるのだから内容は?。
しかし、ほんの少しだけでも高い技術を学ぶ事が出来、子供たちは‘より楽器が音楽が好きに’なるかもしれない訳です。これが‘いろんなチャンスを与える’と言う事なんです。
聞くところによると、栃木市の周辺地域でも予算の都合で‘生の演奏を聴けない’ところもあるそうな。これって結局、子供たちのチャンスを摘んでしまってる事だと思う訳です。もし小中学生の時に生演奏を聴いたなら、その中から‘世界のマエストロ’呼ばれる人材が現れるかも知れない。ただその地域に育たなかったばっかりに……と、そんな事も有り得るのです。
栃木市民吹奏楽団のやってる事はホント小さなことです。でも世の中の人たちが、同じように考え行動を起こしてくれたなら、きっときっと良い方向に進むはず。
今の現状を憂いてるのは、あなたも同じはず……。

2006年10月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :

ごめんなさい

日本を代表する競走馬がフランスのロンシャン競馬場で行われた‘凱旋門賞’レースに出走、[結果は三位に終わったものの日本の競馬ファンに希望と夢を与えた]とのニュースがあった。 三位という結果に終わったものの、時差が何時間もある異国の地での、この健闘は素晴らしいと言える!なぜなら時差という意味がわからない動物にとって、自分がおかれている状況が理解できず、体が本調子でないところでのレース。ホントに頭が下がる。偉大なるかな‘ディープインパクト!’
さて、人間はまことにもって自分勝手な生き物である。最近では同じ人間同士であっても、自分の意にそぐわない相手には傍若無人な振る舞いをする!ホント世の中、地に落ちたりだ。
これが人間以外の動物相手だと、それはもう……。
前出の競馬馬なら、成績が奮わず稼げないなら食肉に、ペットで可愛がっていた小動物も飼い主の気分次第で「愛護センター」とは名ばかりのとこであの世送り。最近では連日、冬眠前に栄養をつけたくて人間の前に現れた熊の親子を射殺した意気込むハンターを見る。(元々は熊の縄張りだったのに)
数えあげれば、こんな事はまだまだあるだろう。
もちろん僕だって肉を食べない事はないし、生き物を殺したことはある。
だから偉そうに言えた事ではないが、人間が動物に対する自分勝手な振る舞いを僕は、いつも嫌な気持ちで見ている。
同じ地球上の仲間、なんで略取なんかするんだろう。人間程争いごとの好きな動物はいない!とくに遊びで命を奪うなど、言語道断!
なんか興奮してきて、訳がわからなくなってきたからもう止めるけど……。
小学生の時に、同級生に踏み潰されそうになったケムシを五十円で買い逃がした事あります。家の中に入って来た虫は、捕まえて外に出します、ゴキブリも。最近では暑さに耐えかねたミミズが、アスファルトを這い脱水症状で死にそうなのを、日陰の地面に移して水をかけてあげました。
別に善人ぶるつもりじゃないけど、助けられる命は助けたくて。
人間どもが動物にしている蛮行の償いとして…………。

2006年10月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :