大家好!再び。

昨日、マエストロ チョン・ミョンフン指揮のコンサートがあった。プログラムはバルトークの「オーケストラの為のコンチェルト」通称‘オケコン’。
このオケコン、その名の通りそれぞれの楽器、特に管楽器にソロがたくさんあり奏者にとっては緊張をしいられる曲なのだ!
さて今回のコンサートだけど、こともあろうか三回のリハーサルが三回とも会場が違うと言う状況だった。普段 東フィルは‘東京オペラシティー’でリハーサルをしているのだけど、今回に限ってはアチコチと渡り歩きこんなことになってしまったのだった!
しかも一番重要な最後のリハーサルは、な・なんと‘体育館’だったのである!
別に体育館とていいのだけど、難点がある。
一つは響き過ぎること。これじゃ微妙なタイミングを合わせたり、音程なんかを揃えたりするのはかなり?その上、ワンワンしちゃって指揮者の指示が聞き取れない!

そしてもう一つ、寒い!(夏なら暑い)
これだとまずは、ピッチが上がらないから(夏なら上がりすぎ)チューニングができない!
現に要のオーボエが暖まらずにチューニング時点で440(普段は442)。そして休みの小節の間に手がかじかんで動かなくなる!
こんなんじゃ、あのオケコンなんか吹ける訳ない!と言う感じだった。
そしてこんなリハーサルだったから、オケマン達の本番での緊張度は普段にも増して高かった。
しかし、そんな状態だったからか?本番では、皆が細心の注意を払いとても素晴らしい演奏になったのだった!まさに‘災い転じて福となす’だ!
このコンサートはNHKテレビで放送されるので、オケマン達の必死の形相をご覧あれ。

さて一夜明け今日から僕は台湾に行ってきます。三日間で五回のコンサート(3プログラム)、マスタークラスレッスン、小学校の吹奏楽部・中学校のオーケストラ部の指導といったスケジュール。
遊んでる暇はまず無い、でもそんな中でもきっと新しい出会いや発見がある事と思っている。
そして皆さんに、いろんなことを報告出来るのを楽しみにしている!
帰ってくるのは師走。
いよいよ今年も残り少なくなってきた…。

「では、いってきま〜す!」

大家好!再び。

大家好!再び。

大家好!再び。

2006年11月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :

行きましたっ!

行きましたっ!
さて皆さんは今までに何回くらいコンサートに足を運んだだろうか?
もちろん音楽大好きな皆さんの事、数なんかわからない!と言う事かと思う。
コンサートに行けば、そこからはいろいろな事を学ぶ事が出来、音楽を学ぶ者にとってはとても大きな意味があるものだ……。
さてこの私、自慢出来ない自慢がある!
それは生まれてこのかたコンサートに行った回数がなんと、五十回以下!この数はプロ・アマ問わずのコンサートの回数だ!
如何でしょう?多いと思いますか?
この数、たぶんプロで飯を食っている連中の中では10本指に入るくらい、もしかしたら一番少ないかもしれない数だろなと。
実は私、まずはじっとして座ってコンサートを聴くなどと我慢ができないんです。要するに、じっとしてられないんです。あとは他人の演奏を聴きたくないっ!からなんです。
例えプレミアチケットをもらったとしても、この2つの理由からコンサート会場に足を運ぶなどとは考えられない!
この業界にいて、ウソの様なホントの話で「自慢出来ない自慢」がこれ。
もちろんこれが‘いい’訳も無く、先生方からは常に「他の人の演奏を聴け!何でもいいからコンサートに足を運べ」と。
まあこんな私が言えた筋合いではありませんが、どうか皆さん‘何でも構わないので、コンサートには足を運んで下さい!きっと得るものがあるので’。
(仏の巨匠、ピエール・イブ アルトー氏のコンサートの打ち上げにて)

2006年11月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :

出発進行は私達の為に…

栃木市民吹奏楽団の音が中国・金華市で鳴り響いたのは一年前の今日。それは栃木市民吹奏楽団の初めての海外公演でもありました。
アマチュアの演奏団体が海外で演奏を行うのは、とても困難なものがあります。それはメンバーそれぞれが違う仕事を持ち、盆暮れでもないのに連続した休暇を取らなければならないと言う事。
職種によっては、連続した休暇など考えられないと言ったものや、今までそんなもの手を挙げて申請した事なんかない!って言うメンバーもいた事でしょう。しかしメンバーは‘海外で演奏をしたい’と言う熱いおもいで、普段なら取る休みを我慢して、その日の為に休暇の照準を合わせたり…。
本当に大変なおもいをした事と思っています。そして、やっぱりどうしても休みが取れなくて、泣く泣く見送ったと言うメンバーもいた事でしょう。
そんな全ての栃吹メンバーのいろいろなおもいの中、中国公演は大成功!栃吹は自らの歴史に新たな一ページを書き加えるに至ったのでした。
皆さん覚えていますか?
中国の空気を吸って最初の音を出した時の事。
そして中国の方々の大きな拍手。
あれから一年が経ちました。
新しい仲間も増えました。新しい動きも芽生えてきました。そしてメンバーは皆、互いをいたわって支えあって栃吹ならではの強いスクラムが育ってきています。
本当に素晴らしい事だと思います。少なくともこれだけは他には負けていない事と思っています!
人の成長無くして音楽(楽団)の成長無し。
さあ、準備はできました!いよいよ‘とちすい’の本格始動の始まりです!
メンバーみんなの気持ちを揃えて「栃木市民吹奏楽団、全速進行!」

2006年11月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :

四季のある国、ない国

四季のある国、ない国
今日 休憩時間に表に出て流れる車を見ていたら、上海出身のバイオリニストのRさんが「この季節の今の時間は、何か寂しいですね」と話してきた。場所は日比谷公園を目の前に見る‘日生劇場’の楽屋口、時刻は午後5時。
人の流れは多いし、車もたくさん走っていて寂しいと言う雰囲気ではないのだけど、確かに「寂しさ」を感じる。
それは、沈み行く太陽が空を紅く染め、空気もひんやり。そして、人々がなんとなく足早に家路に向かって歩いているように見えるからだろう。
だけど僕はこの季節が好きだ。
街はクリスマスに向けて活気づいてくるし、おしゃれも楽しめる、また女性が一番綺麗に見えるような気がするから。
Rさんもおんなじような事を言っていた。
上海でも日本と同じような季節の感覚があるかどうかは知らないけど、彼の目にもこの季節はその様に写っていたようだ。
日本は四季は、とてもはっきりしている。つい最近知ったのだけど、ハンガリーも日本同様 四季がはっきりしているそうである。
人間は移りゆく景色を見る事によって、いろいろな考えを巡らせそして感情も豊かになっていくらしい。そういえば、ハンガリーの作曲家のメロディーに日本人が共感するのは、似た環境の中で作られているからかもしれない。
しかし、我々が共感するのは何も、同じ環境の地方の国の作品ばかりではない!世界中のどんなメロディーにも共感を覚える。
メロディーになると、全く違った環境の人々を理解する力を持っている人間のはずかが、メロディーがないとなると理解が出来なくなり、いがみ合う。人間とはホント不思議な生き物だ。
音楽の世界はいい。世界中の人々がオペラのように言葉を全てメロディーに乗せて話したなら、きっと理解は早まり争いごとの無い世界になるだろう。いやなるはずだ。一度 ためしてみては、どうだろう。

2006年11月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 :